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中露関係の発展に関するシンポジウム開催=モスクワ

2018年 12月 14日14:12 提供:中国国際放送局

ロシアのモスクワで12日、現地の中国大使館とロシア国際問題評議会の共同主催による「中国の改革開放40年間における中露関係発展の成果と展望」というシンポジウムが行われました。

ロシア駐在の李輝大使はシンポジウムで、「改革開放の実施により中露関係は新たな発展を遂げ、これまでにないレベルに達した。両国は実務協力を絶えず強化しており、今年の両国の貿易額は1000億ドルを超えるだろう」と述べました。

李大使はまた、「現在、中露両国は、エネルギー、航空宇宙、インフラ整備などで戦略的プロジェクトを共同推進しており、農産物の貿易、越境EC、中小企業、金融、ハイテクなど新たな成長分野を絶えず掘り下げている。また北極の開発、デジタル経済、極東での連携も検討している」と述べました。また、来年は国交樹立70周年を迎えることから、これをきっかけに両国関係を一層強固にし、各分野で実務協力を深めて、両国ならびに国民にさらなる恩恵をもたらしていくとの考えを示しました。

また、ロシアアカデミー極東所のルジャニン教授は、「中国はグローバル化の流れに乗って自身が急成長を遂げたと同時に、グローバル化プロセスの牽引力にもなった。こうした中でロシアとの関係が急発展し、ハイレベル往来が盛んになり、実務協力も着実に進み、文化交流も伸び盛りである。こうした大きな発展は、両国それぞれの発展に絶えず新たな力を注いでいくだろう」と述べました。(ヒガシ、森)