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中国の改革開放は世界に恩恵=国連前事務総長

2018年 12月 14日13:01 提供:中国国際放送局

広東省広州で先ごろ、政治や経済などについて国際交流する「従都国際フォーラム(Imperial Springs International Forum 2018)」が行われました。フォーラムに出席した国連前事務総長の潘基文(パン・ギムン)氏はCRIの取材に対し、「中国の改革開放は世界に恩恵をもたらすもので、国連の貧困撲滅へのミレニアム計画達成につながった」と述べました。

潘氏は取材で、「世界銀行は2010年、貧困者の数を半減するという目標を5年前倒しで達成したと発表した。これには中国の貢献が大きく、この期間中に中国は4億人が貧困を脱却している。2030年までには、中国だけでなく全世界の国から貧困が解消することを願う」と述べました。

また潘氏は、中国の改革開放について「40年間で大変な成果を収めた。世界第2の経済大国になったほか、アフリカを中心に多くの途上国の発展を導いた」と述べました。その上で、「今回のフォーラムで、一国主義、保護主義などの言葉がたびたび聞かれた。現在、一部の国が、国際社会の基盤である多角的主義を重く見ておらず、大変心配である。これからは多角的主義を育成する環境づくりに努めていくべきであり、さもないと国連の持続可能な開発のための2030アジェンダや、気候変動に関する『パリ協定』の目標達成が難しくなる」と述べました。(雲、森)