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第4回シルクロード国際フォーラム、世界の持続可能な発展に焦点を

2018年 12月 9日11:37 提供:中国国際放送局

第4回シルクロード国際フォーラムが現地時間7日、フランスの首都パリで開幕しました。今大会のテーマは「一帯一路:世界の持続可能な発展を促進」です。

中国、フランス、ケニアなど35の国や地域、国連機関、経済協力機関などの国際組織、英大手銀行のHSBCやフランスの大手企業タレス・グループなどの多国籍企業から合わせて300人余りが参加し、テーマをめぐって討議しました。

主催側の国務院発展研究センターの李偉主任は「経済のグローバル化プロセスに生じた問題は、グローバル化のさらなる推進を通じて解決する」という理念を提出しました。李主任は先進国と発展途上国が得ている利益のアンバランス、先進国内部と発展途上国内部のアンバランス、社会各階層の利益のアンバランスなど、人類の運命共同体構築や「一帯一路」イニシアティブ提出の背景を説明しました。

一方、フランスのラファラン元首相は「中国と同様に衝突には反対であり、協力を支持する。国際協力こそがバランスを取るカギである。『一帯一路』イニシアティブは欧州に協力の機会を与えている。この機会をしっかりと掴んでほしい」と述べました。

「一帯一路」における協力強化について、国務院の胡春華副総理はインフラ施設と相互連結の強化、貿易投資の協力潜在力の探求、イノベーション協力の推進、グリーン発展理念の実現を提言しました。

シルクロード国際フォーラムは「一帯一路」イニシアティブの提出以降、海外で開かれた初の「一帯一路」関連の国際的なフォーラムとして、これまでにトルコのイスタンブール、スペインのマドリード、ポーランドのワルシャワで開催されています。(殷、星)