ようこそ、中国上海!
中国国際輸入博覧会

Home >> 新着 >> 経済

上海自由貿易試験区、国際貿易の単一窓口を構築

2018年 11月 23日17:45 提供:中国国際放送局

2013年9月に発足した上海自由貿易試験区がこれまで行ってきた様々な試みの一つに、貿易監督制度改革があります。その内容は、全国に率先した国際貿易の「単一窓口」の開設、すなわち統一された電子プラットフォームを通じて国際貿易の各種の申請書を取り扱うことです。

この「単一窓口」は数回のバージョンアップを経て効率の高いプラットフォームとなり、現在は27万社の企業にサービスを提供しています。将来的には、この「単一窓口」が「一帯一路」建設の助けとなり、沿線にある通商地同士の相互連結へと結び付けていくことが計画されています。

上海雲出国際物流有限公司の関係者郁雄偉氏は、「この『単一窓口』を利用して、貨物の通関速度は2倍から3倍も速くなった」と話しています。

現在、この窓口は全国の約3分の1の輸出入貿易量を取り扱っており、世界で業務量が最も多いプラットフォームとなっています。また、地域化と国際化に伴って、このプラットフォームの一層の発展が期待されています(玉華、謙)