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李克強総理、第21回中国·ASEAN首脳会議に出席

2018年 11月 16日10:05 提供:新華網日本語

中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理は現地時間14日午前、シンガポールで第21回中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議(10+1)および中国・ASEAN戦略パートナーシップ樹立15周年記念サミットに出席した。

李克強氏は次のように表明した。この15年間、国際・地域情勢は深刻かつ複雑に変化しており、中国・ASEAN関係も平凡ならぬ道のりをたどり、全面的で複層的な幅広い分野での協力を展開してきた。戦略的構成要素は絶えず豊富になり、互恵・ウィンウィンの新たな局面を切り開き、地域の発展と繁栄を促してきた。中国はASEAN諸国と共に努力し、コンセンサスに基づき、今後3年間で「南中国海行動規範」(COC)の協議妥結を目指していきたい。李克強氏はまた、ASEANとの協力を深化させ、より緊密な中国・ASEAN運命共同体を構築するために①戦略計画の強化②経済・貿易協力の深化③イノベーションにおける新たな注目点の育成④人的・文化的基盤の強化⑤安全保障面での協力拡大-の5点を提案した。

会議に参加したASEAN諸国の首脳は、今回の会議がマイルストーン的な意味を持つと指摘。COC協議を早急に妥結し、意見の相違を適切に管理・コントロールし、海上での実務協力を拡大することで、南中国海地域の平和と安定を促進したいとの考えを示した。さらに、双方が多国間主義と自由貿易を守るという点で、共通の利益を有していると表明。ASEAN自身の発展戦略と中国の「一帯一路」構想を結び付け、東アジア共同体の建設と地域経済一体化のプロセスを促進していきたいと述べた。

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