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中国事業が20%に、「まだ成長していける」=オムロン立石会長

2018年 11月 9日21:05 提供:中国国際放送局

第1回中国国際輸入博覧会で上海を訪れたオムロン株式会社の立石文雄会長は6日、記者の取材に対して、「全社売上高に占める中国事業のシェアは上昇傾向にある。これからも中国のパートナーと共に美しい未来を切り開いていきたい」と表明しました。

立石会長は「オムロン社は1979年に中国に進出してから、これまでの40年、中国社会と共に発展、成長してきた。中国では経済成長に合わせて、消費者のニーズも非常に多岐にわたるようになってきている。モノづくりが多品種少量生産へとシフトしていく中で、オムロンのオートメーション技術がこれに貢献していける」と力強く話しました。

立石会長によりますと、中国事業の売上は現在、オムロン社全体の20%を占めるまでになっており、「今後もまだまだ成長していける」見込みだということです。また、同社では、事業発展を支える人材作りに向け、西安や南寧で現地の学校とタイアップした「オムロンスクール」も整備しています。

今回の輸入博覧会について立石会長は「中国国内の消費者のニーズが高まっているからこそ開催できるもの」とした上で、「40年近く中国で事業をしてきたオムロン社としては、これからも中国の皆さんをサポートすることで、中国国内の消費者のニーズを満たすべく協力していきたい」と笑顔で語ってくれました。

写真(左)は第1回中国国際輸入博覧会に出展したオムロンのブース。(右)はオムロンの技術の象徴として展示された、第四世代卓球ロボット「FORPHEUS(フォルフェウス)」。機械が人の能力を引き出す「融和」の世界を体現したという同社の最新技術が盛り込まれた同機に、大勢の来場者が注目していました。

(取材・写真:王小燕)