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中国国際輸入博覧会

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<中国輸入博>大学やインキュベーターとの共同発展を=リコー中国

2018年 11月 8日14:51 提供:中国国際放送局

リコー(中国)投資有限公司取締役 宮尾康士氏

第1回中国国際輸入博覧会で電気機械・家電セクションに出展している、事務機器・光学機器大手リコー(中国)投資有限公司取締役の宮尾康士氏が7日、CRI記者の取材に応じました。

今年で創設15年目を迎えたリコー(中国)投資有限公司は、2016年に中国のベンチャーキャピタルと共にインキュベーターを設立し、中国の「大衆創業、万衆創新(大衆による起業、万人によるイノベーション)」政策に合わせて、起業家の支援と知的財産権の産業化を進めています。

博覧会で展示している最新のプロダクションプリンター

宮尾氏はインタビューの中で「中国の改革開放関連政策に合わせて、引き続き中国ベンダー、大学、インキュベーターと共同で発展していきたい」との考えを示しました。

また、中国で継続的に打ち出される、外資系企業の輸入や発展の追い風となる政策について、宮尾氏は「われわれ外資企業と民間企業に対し、オープンになって来ていることをありがたく思っている。まもなく行われる中国国際ハイテク技術フェアでも最新技術を披露し、大学やインキュベーターと一緒に発展していきたい」との意気込みを語りました。

よりコンパクトな繊維プリンター

また、中国製品の競争力が増す中、産業印刷分野において、中国ベンダーとのパートナーアライアンスを広げたい考えを示しました。

今回の博覧会について、宮尾氏は「想像を超える規模に驚いている」と感想を話し、「中国経済の成長がグローバル経済をリードしている中で、中国企業と連携してその一部に貢献できていることを誇りに思う。改革開放40年を迎え、これからも政策に則って、力を入れて取り組んでいきたい」と述べました。(写真・文責張怡康)