2018年世界IoT（モノのインターネット）博覧会が15日、江蘇省無錫で開かれました。大会組織委員会の要請により、中国経済情報社は無錫で8年続けて『IoT発展報告』を発表しています。

今年の報告によりますと、2017年以降、中国のIoT市場は実質的な発展段階に突入し、年間市場規模は1兆元（日本円で約16兆円）を突破し、年平均成長率も25%以上になったということです。さらに、2021年には中国のIoT取引額が世界一になる見込みだと予測しています。

今回の博覧会は展示スペースが5万平方メートルにおよび、IoTを支える通信と開発企業、スマート製造とセンサー、スマートライフ、スマート交通と車のインターネット、スマートシティという5つのテーマ展示館を設置して、IoTの実用性を体験できる展示エリアを設けています。20の国と地域から526社の団体が出展しており、うち35社は世界企業トップ500にランキングしています。（星、洋）