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中国とパキスタンを結ぶ初の陸上越境光ケーブルが開通

2018年 7月 16日10:12 提供:新華網日本語

中国・パキスタン間で初となる陸上越境光ケーブルプロジェクトの完成セレモニーが13日、パキスタンの首都、イスラマバードで行われた。両国の通信インフラの相互接続が大きく進展した。

光ケーブルは全長820キロ。イスラマバード近郊のラーワルピンディーから中パ国境の紅其拉甫口岸までを南北に結び、そこからさらに中国国内の光ケーブルへ接続する。2年以上の建設を経てこのたび全線が開通し、システムの初期試験運用にも成功、開通条件が整った。年内の商用化を見込む。

今回敷設された光ケーブルは、中国とパキスタンを結ぶ初の越境直通陸上光ケーブルで、中国・パキスタン経済回廊の枠組みの下で進められている通信網相互接続の重点建設プロジェクトでもある。セレモニーに出席したパキスタンのムルク暫定首相は、中国・パキスタン経済回廊がパキスタンの経済と技術の発展を促進し、両国関係に新たな内容を添えたと述べ、中国政府に対し感謝の意を示した。

同じくセレモニーに出席した姚敬駐パキスタン中国大使は、プロジェクトの完成は、両国のデジタル情報共有で新たな経路をもたらしたと述べ、プロジェクトが双方の互恵協力、本地区の共同発展促進の模範となり、両国による同地区の発展により大きく貢献することになるとの考えを示した。

同プロジェクトは、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)が建設を請け負い、中国電信集団とパキスタン特別通信機構が共同で運営する。

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