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BMW、中国に電気自動車輸出基地を建設

2018年 7月 13日16:12 提供:新華網日本語

BMW、華晨汽車集団控股有限公司(華晨集団)が新たに締結した長期枠組み協議によると、双方は遼寧省瀋陽市における合弁会社、華晨BMWへの追加投資と生産拡大で合意した。2020年、BMWブランド中核製品シリーズ中の初の電気自動車を瀋陽で生産し、中国市場に供給するほか、海外市場へも輸出する計画である。

BMW中国市場総裁、最高経営責任者(CEO)のJochenGoller氏は、華晨BMWをBMWのグローバルな戦略構成に組み入れ、新エネルギー車戦略の実施にいっそう大きな働きを発揮させると述べた。

BMWは、新規協力協議の締結により同社の中国における長期的発展の新たな1ページを切り開いたとし、瀋陽の合弁工場で生産された製品は従来、主に中国国内市場に供給されてきたが、最新の協力協議では、同社は中国で世界市場に向けた新エネルギー車生産基地を建設し、ドイツ「インダストリー4・0」と中国製造業の高度化した融合的発展を促進、第3国市場における中独の開発と提携を展開すると表明した。

華晨BMWはBMWと華晨集団の合弁会社として15年間稼働しており、完成車工場2社およびパワートレイン工場1社を設立した。2009年以来、累計投資額は520億元(1元=約17円)を超えており、完成車年間生産能力は2019年、52万台に上る見通しである。

世界市場に向けた新エネルギー車生産を推進するために、華晨BMWは2017年、瀋陽市でパワーバッテリーセンターを設立、2018年5月に2期プロジェクトを実施している。

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