メルケル独首相は１９日、ビデオメッセージを通して、２４日から予定している中国訪問をとても期待しており、中国と多国間主義を強化し、重要課題について意見交換したいと表明した。

メルケル氏は、ドイツが中国と共に多国間主義の強化を望み、両国が主要２０カ国・地域（Ｇ２０）の「トロイカ体制」の中で緊密に協力していると述べ、幾つかの共通の話題について討論を進めていると表明した。今回の訪中期間中、ドイツは中国と二国間関係や経済情勢、貿易などのテーマについて対話する予定だ。

メルケル氏はまた、これまでの訪中でさまざまな省や市を訪問してきたが、毎回中国発展の活力と拡大を実感し、中国の多くの物語を理解し、若者や地方政府と交流する機会を持つことができたと表明。今回、深圳を訪れることについて、深圳は中国経済の改革開放が始まった特別な場所であり、多くのドイツ企業もこの活気溢れる都市に進出しているとし、大きな喜びと期待感を示した。

中国外交部は１８日、メルケル氏が５月２４、２５両日に中国を公式訪問すると発表した。これはメルケル氏の首相再選後初、また首相として１１回目の訪中となる。

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