中国民用航空局がこのほど発表したところによると、中国の航空輸送市場は今年１～４月、速い成長を続け、業界全体の有償トンキロ（ＲＴＫ）は、前年同期比１３・４％増の３８５億８千万トンキロ、旅客数は同１２・５％増の１億９７００万人、貨物・郵便物輸送量は同７・３％増の２３１万５千トンだった。

４月単月では、有償トンキロは前年同月比１５・５％増の１００億４千万トンキロ、伸び率は前年同月を３・５ポイント上回った。そのうち、国内線は同１４・６％増の６３億８千万トンキロ、国際線は１７・２％増の３６億６千万トンキロだった。

４月単月の内訳をみると、旅客輸送では、４月の業界全体の旅客数は前年同月比１５・３％増の５０７４万２千人、伸び率は前年同月を４・６ポイント上回った。そのうち、国内線は同１４・２％増の４５４０万５千人、国際線は同２５・１％増の５３３万７千人だった。国際線は２カ月連続で２０％以上の急成長を維持し、伸びは国内線を大きく上回った。貨物輸送では、安定成長の勢いが続き、４月の貨物・郵便物輸送量は同４・６％増の６０万５千トンだった。そのうち、国内線は同１・３％増の３９万７千トン、国際線は１１・６％増の２０万８千トンだった。

また、４月の定時運航率は前年同月より６・７１ポイント上昇し７８・６１％となり、比較的高い水準を保った。運航遅延の最も重要な原因は天候で、全体の３７・９４％を占めた。

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