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中国香港のGDP予想を上方修正 大手銀行が1~3月実績受け

2018年 5月 17日8:42 提供:新華網日本語

中国香港特別行政区政府がこのほど第1四半期の力強い経済成長データを発表したのに続き、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチやスタンダードチャータード銀行などの大手銀行が香港の2018年の国内総生産(GDP)成長予想を次々と上方修正した。中国証券報が伝えた。

データによると、香港の第1四半期のGDPは前年同期比4・7%増で、市場予想の同3・4%増を上回った。2017年第4四半期比では2・2%増となり、市場予測の0・8%増を上回り、2011年第1四半期以来の最高となった。特別行政区政府は「世界経済が全般的に好調を維持し、需要の伸びも加速しているため」と説明した。通年の成長率は3%~4%で、予算案で発表したデータと同じだと予想しているという。

この高い成長率を反映させるため、メリルリンチ・バンク・オブ・アメリカは香港の2018年のGDP成長率について3・5%から4%まで予想を上方修正。「利上げ観測が高まり、個人消費に負の影響が出る可能性はあるが、それは限られている。世界の経済成長と好調な国際貿易が香港の経済を支えるからだ」と指摘した。

スタンダードチャータード銀行は2018年の香港のGDP成長率予想を以前の3・2%から3・8%に上方修正し、2019年のGDP成長率予想を3%から3・4%まで上方修正した。

野村は2018年の香港のGDP成長率予想を3・4%から4%まで上方修正した。

ゴールドマン・サックスは2018年の香港のGDP成長率予想を2・8%から3・2%に、第1四半期GDP成長率予想を市場予測の3・4%を上回る4・7%に上方修正した。

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