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ウクライナ、在住ロシア人のロシア大統領選への投票を禁止へ

2018年 3月 18日15:15 提供:中国国際放送局

ウクライナ外務省の報道官は17日、SNSを通じて「ロシアがクリミアとセバストポリでロシア大統領選の投票を行うことを堅持するため、ウクライナ政府は、同国在住ロシア人の在ウクライナロシア公館による投票を禁止する」と伝えました。報道官によりますと、ウクライナ外務省は今年2月にロシア外務省に対し、クリミアでロシア大統領選挙の投票を行わないことを求め、且つこの要求を同国在住のロシア人が在ウクライナロシア公館で投票できる前提条件としたとしています。報道官は更に、「ウクライナ政府は、ウクライナ在住の外交官が公館で投票することを禁止していないが、一般のロシア人はロシアに帰国して投票するしかない」と示しました。ウクライナ通信社の17日の報道によりますと、ロシアは、ウクライナ政府が同国在住のロシア人の在ウクライナロシア公館による投票を禁止したことを非難したということです。また、ウクライナ政府の行動は『外交関係ウィーン条約』に違反し、ロシア公民の人権を侵害したとして、同国在住のロシア人の投票解禁を求めています。2014年3月16日、クリミアとセバストポリで国民投票が行われ、9割を超える投票者がウクライナの離脱とロシアへの編入に賛成しました。2014年3月18日、プーチン大統領が署名したことで、クリミアとセバストポリが連邦主体としてロシアに編入されました。なお、ウクライナはこの国民投票を認めておらず、クリミアとセバストポリのロシア編入に反対しているということです。(RYU、星)