ロシアのラブロフ外相は17日、カザフスタンメディアの取材を受けた際に、「西側諸国は既にシリア問題に直接かかわっており、アメリカ、イギリス、フランスなどの国の特殊部隊はシリアで行動を展開している」と述べました。

ラブロフ外相は、「シリア反政府武装勢力は、事実上代理人が戦争している。西側諸国の特殊部隊が手助けをし、その上、西側諸国も自国の特殊部隊がシリアで行動を展開していることを否定していない」と指摘しました。

ラブロフ外相はまた、「西側諸国の特殊部隊がシリアで行動を展開することは国際法と『国連憲章』に違反している。ロシアは海外の軍隊がシリアで行動を展開することを非難する。そして、ロシアは西側諸国とシリアで交戦することはない。ロシアと西側諸国がシリアで衝突しないためにも、ロシア軍はアメリカのシリア作戦指揮官と密接な連絡を保っている」と話しました。（RYU、星）