国連などが13日、国際社会に対し、衝突や飢餓、経済情勢の悪化に苦しむ南スーダンの難民600万人を支援するため、17億2000万ドルを提供するように求めました。

国連の人道問題調整事務所は、「衝突が続く南スーダンで、飢餓や栄養不良が深刻化している。早期に対策を講じないと、多くの地域が危機的状態に陥る。来年1月から3月にかけて、人口の48％にあたる510万人が食糧不足になるだろう」と指摘しています。

国連安保理が先ごろまとめた南スーダンの最新情報によりますと、人口の3分の2が人道支援が必要とのことです。（殷、森）