小中大
2017年 12月 11日11:09 提供:中国国際放送局
イラクでは10日、過激派組織「イスラム国」に打撃を加える戦いで勝利を収めたことを祝って、閲兵式が行われました。
イラク政府は10日、首都バグダードの中心部で閲兵式を行いました。これには、政府軍兵士、戦車、戦闘機、武装ヘリコプターが参加し、アバディ首相兼武装部隊総司令官の観閲を受けました。イラク国防省と内務省の官僚及び戦死した将兵の遺族の代表らがこの閲兵式に参加しました。
アバディ首相は9日、「政府軍は『イスラム国』が占領したイラク国境内のすべての領土を取り戻し、『イスラム国』に打撃を与える戦争で歴史的な勝利を勝ち取った。政府は10日を『勝利の日』とすることを決めた」と発表しました。
なお、2014年、過激派組織「イスラム国」がイラク北部と西部の多くの領土を占領しました。三年間にわたる戦いで、政府軍はその占領された多くの領土を取り戻し、11月23日、政府軍はイラク西部の砂漠地帯にある「イスラム国」の残存勢力に対する掃討作戦を展開しました。
(非、kokusei)