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原子力発電が中国東部沿海地域におけるクリーンエネルギーの主力に

2017年 10月 17日17:38 提供:新華網日本語

記者は、16日に行われた中国原子力学会年会から得られた情報として、原子力発電がすでに中国東部沿海地域のクリーンエネルギーの主力となり、このうち広東省、福建省、海南省3省の原発発電量の比率がすでに20%にも達していることが、わかった。

国家エネルギー局原子力発電司の趙学順処長は、「エネルギー構造の最適化、生態保護と気候変化への対応などの分野で、原子力発電は積極的な効果を発揮している」と、述べ、今年1~9月の全国発電総量のうち原子力発電が4.2%を占め、広東省、福建省、海南省3省のほか、浙江省、広西チワン族自治区、遼寧省の原発発電量の比率も10%を超えていることを明らかにした。火力発電所と比べ、原子力発電は標準石炭5706万トン相当、二酸化炭素排出量約1万4900トンをそれぞれ削減したのである。

年会では、中国原子力学会理事長で中国工程院院士の李冠興氏が、中国大陸部で稼働中の原発ユニットは37基、建設中のユニットは19基、原子力の規模として、総設備容量が5693万キロワットに達しており、建設中の原発ユニット数として、中国が世界最大な国であることを明らかにした。