パレスチナとイスラエルの女性数千人が8日、ヨルダン川西岸の町エリコでデモ行進し、イスラエルのパレスチナ領への占領を終結させて、平和を実現することを呼びかけました。

中東平和の実現を目指すこの活動は、イスラエルの女性社会活動家が主催したものです。デモ参加者は、「イスラエル占領を終わらせよう」、「平和はパレスチナとイスラエル双方の戦略的選択」などと書かれたプラカードを掲げ、エリコの南東部から出発してメインストリートに沿って行進しました。

イスラエルとの民間交流を担当するパレスチナ解放機構（PLO）所属のパレスチナ委員会の責任者は、「このデモ行進は、平和の大切さを訴えるものだ。この目標を実現させるには、イスラエル社会の支持がなくてはならない」と強調しました。（ZHL、星）