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国連事務総長、「核拡散は世界への脅威」

2017年 9月 20日12:50 提供:中国国際放送局

国連のグテーレス事務総長は19日、国連総会の一般討論演説に参加している各国のトップや代表者を前に、国際社会における核兵器への懸念が現在、冷戦以来最も高まっていると述べました。

グテーレス事務総長は、初日の一般討論演説の冒頭に演説し、「核兵器がもたらす恐怖は抽象的なものではない。何百万もの人々が朝鮮の核実験の影で暮らしている。情勢が悪化するにつれて、判断を誤る可能性も高まり、敵対心のある言葉は致命的な誤解を招くことになる」と指摘しました。

また、グテーレス事務総長は「朝鮮半島の核問題は平和的に解決するべきだ」としたうえで、核のない世界を実現するため、すべての国が力を尽くし、核保有国は率先して行動するように呼びかけています。

グテーレス事務総長は、世界が現在直面する脅威や課題として、核拡散、テロリズム、衝突や人道主義の破壊、気候変動、社会の格差、技術革新の乱用、移民問題を挙げました。各国が一致団結し、共に立ち向かうよう求めています。(RYU、森)