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韓国光復節、民衆は「THAAD」配備に抗議デモ

2017年 8月 16日15:05 提供:中国国際放送局

8月15日は韓国の祝日・光復節(日本の植民地支配からの解放を祝う日)です。韓国の民衆はこの日、ソウルの米国大使館前でデモをし、迎撃ミサイルシステム「THAAD(高高度迎撃ミサイル)」配備の停止を求めるスローガンを声高に叫びました。

同日午後、韓国の民衆は大雨の中で、THAADの配備に反対する抗議デモを行いました。デモに参加した人の数は、主催者側の「8.15汎国民平和行動」が1万人ほどと発表したのに対し、警察側は6000人だとしています。レインコートを着た参加者は米国大使館前で1時間余りのデモを実施し、THAAD配備の停止と、韓米合同軍事演習の中止、朝鮮半島からの米軍の撤退を訴える声をあげました。

これに先立ち、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は7月29日に開かれた保安会議で、朝鮮の弾道ミサイルの試射に対応して、THAADの余剰装備の臨時的配備を含む、威嚇手段の強化について米国との協議を関係部門に指示しました。これは、韓国の星州(ソンジュ)と金泉(キムチョン)の市民団体からの強い反対を受けました。