ようこそ、中国上海!
2017CSR

Home >> 新着 >> 経済

米BCG報告:中華圏企業集団の価値創造力が世界をリード

2017年 8月 16日13:04 提供:中国国際放送局

ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が15日に発表した報告書によりますと、この10年間で中華圏の企業グループは強力な価値創造力を示し、世界の他の地域を超えたということです。その一方で、中国の経済成長が減速する中での、改革とイノベーションの必要性を示しています。

同報告書によれば、2006年から2015年までの中華圏の企業グループの株主資本利益率(ROE)は7%以上に達し、米国の0.6%、イギリスの3%、ドイツの-1.0%と日本の-1.7%を大幅に上回りました。また、この10年間に、世界の企業上位500社に含まれる中華圏企業の数は約6倍に増え、平均売上高は倍増しました。

中国の経済成長の減速や、市場の「新常態(ニューノーマル)」への突入に伴い、中華圏の企業グループも様々な課題を抱えています。しかしその一方で、業務革新やコンシューマーサービス、技術開発などの分野における伸びしろは依然として大きいとも分析されています。

BCGはまた、英フィナンシャル・タイムズ紙と共同で、中華圏の企業に勤める約500名の高級管理職を対象にアンケート調査を実施し、中華圏の価値創造力の高い企業上位20社を発表しました。平安や華潤、テンセントなどの企業がランクインしています。(ZHL、謙)