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外交部:中米貿易戦争に勝者はなく、双方が負けるだけ

2017年 8月 15日14:36 提供:新華網日本語

新華網北京8月15日(記者/エン子敏)外交部の華春瑩報道官は14日、中米の利益の相互融合が日増しに深まり、中国の利益に米国の利益が関わり、米国の利益に中国が関わるような親密な関係が形成されている中で貿易戦争を引き起こしても、未来や勝者はなく、双方が負けるだけだと反発した。

報道によると、米ホワイトハウスの高官は知的財産の侵害及び強制的技術移転などの問題を含む中国の「違法」な貿易行為に対し、米国側が月曜日に調査を行うと発表したことを明らかにした。

華春瑩報道官は定例記者会見で関連の質問に答えた際、「中米貿易関係の本質は互恵関係にある。双方は中米の全面的な経済対話を通じて、両国の貿易関係で生じた問題にどう対処するかについて、重要な共通認識に達している。双方が互いを尊重し、平等と相互利益の精神に基づき、対話を通して互いに誠実に問題を解決し、中米貿易関係の継続的且つ健全で安定した発展を維持できるよう望んでいる。」と述べた。

華報道官は、「中国側はこれまで知的財産権の保護を非常に重視してきた。中国はここ数年、関連の法律法規を制定・改善し、知的財産権を侵害する違法行為を厳しく取り締まり、知的財産権の保護に対する社会全体の意識を引き上げ、大きな成果をあげてきたことは、周知のとおりだ。」と述べている。

華報道官は更に、「我々は米国側が事実に基いて関連の問題をとらえ、知的財産権保護の分野における中国の努力と進展及び中国がイノベーション主導型発展戦略を通して実現し収めてきた成果を客観的に評価することを望んでいる。」と述べた。

(新華社より)