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王外相、パキスタン外交問題顧問と会談

2017年 6月 25日14:44 提供:中国国際放送局

王毅外相は24日、パキスタンの首都イスラマバードでパキスタン首相のアジズ外交問題顧問と会談を行いました。

この中で王外相は「パキスタンは中国の全天候型戦略的協力パートナーである。このようなパートナーシップは中国外交において唯一無二の存在で、歴史的試練も受けてきた。テロ対策はこのパートナーシップにおける重要な内容であり、テロ勢力『東トルキスタンイスラム運動』への打撃で中国に与えてくれたパキスタンの支援に感謝する。反テロの第一線に身を置かれているパキスタンは、長年、国際反テロ活動に重要な貢献をしてきた」と話しました。

また、パキスタンとアフガニスタン関係について、王外相は「両国関係の緊張化は各自の安定と発展に合致しておらず、アフガニスタン国内の和解プロセスと地域協力にもプラスとならない。双方が、突発的な事件を適切に処理するための危機管理抑制体制を確立することを支持すると同時に、中国・アフガニスタン・パキスタン3カ国外相会合メカニズムを確立して、各分野における対話と協力を強化していくことも支持する」と述べました。

これに対し、アジズ顧問は「パキスタンは長年テロリズムに苦しめられている。今後も国際社会とともにあらゆるテロリズムに対応していきたい。また、アフガニスタン側とは接触を強化して、関係を改善していきたい。アフガニスタンの政治的和解プロセスを支持することは、双方の共同利益に合致するものだ」と強調しました。(ミン・イヒョウ星)