胡澤君国家審計署署長が23日午後、全国人民代表大会常務委員会に対し、国務院の依頼の下に行われた2016年度の中央政府の予算執行やその他の財政収支に関する会計検査状況について報告を行いました。

会計検査報告は毎年の6月に公表されており、政府財政の健全度を反映するものとして機能しています。今年の報告では、昨年の中央財政管理や重点プロジェクトの専用資金の使用、金融機構や中央政府直轄企業の規則・規律違反に関する問題を整理、重点分野における監督管理やリスクの防止とコントロールの強化と違法行為に対する厳正な責任追及についての提案が行われました。

なお、報告では、昨年度には公職者1100人余が違法行為で検挙されたとしています。（藍、む）