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米議員のダライラマとの面談、「チベット独立」不支持の約束に背く

2017年 5月 10日20:50 提供:中国国際放送局

米国会議員代表団がダライラマ14世とインドで面談したことに対し、中国外務省の耿爽報道官は10日、北京で「こうした面談は、『チベット独立』を支持しないという米政府の約束に背いており、中国はこれに断固反対し、米側に厳重な申し入れを行った」と表明しました。

報道によりますと、このほど、米国会下院のペロシ民主党代表が率いる米国会議員代表団がインド訪問期間中、ダライラマ14世と面会しました。

これについて、耿爽報道官はこの日の定例記者会見で「ダライラマ14世は長期間にわたって、宗教を口実に、反中国の分裂活動を行っている政治亡命者で、『チベット独立』一派の頭である。米関連議員がダラムサラに赴きダライラマ14世と会談したことは、外部に対し『チベット独立』を支持するという甚だしい誤ったシグナルを出したことになる。これは『チベット独立』を支持しないという米政府の約束に背いたものだ。米関連議員がチベット関連問題に慎重に対処し、ダライラマ側といかなる形の接触もやめ、事件のもたらしたマイナスの影響の解消に向け直ちに措置を取るよう求める」と述べました。(Yan、Kokusei)