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米の前向きなシグナル 関係各国は真剣に対処を

2017年 5月 8日19:12 提供:中国国際放送局

ティラーソン米国務長官の朝鮮半島核問題に対する最新の発言を受けて、外務省の耿爽報道官は8日、北京での定例記者会見で「米国が目下の情勢の下で発した、対話を通じた交渉による問題解決というシグナルは、積極的意義を持つものであり、関係各国が真剣に対処する値うちのあるものだ」と述べました。

このほど、ティラーソン米国務長官が「米国は朝鮮の政権交代や現政権の転覆を狙うものではなく、朝鮮半島の急速な統一を求めたり、38度線を越えるための口実を探るものでもない。我々は非核化こそが朝鮮半島の安全と繁栄を実現できるということを朝鮮政府に知らしめたいだけだ」と発言したことを受け、耿報道官は「中国政府はティラーソン国務長官の発言と米国政府の4つの『しない』原則、そして朝鮮半島非核化を推進する決意に注目している」と述べた上で、「米国は朝鮮半島核問題の主な当事国の一つであり、国際社会と同じく、中国政府は米国政府が朝鮮半島核問題の解決に建設的役割を果たすことを期待している。我々は米国が先の発言の基礎の下に、朝鮮とのコンタクトを強化し、一歩一歩落とし所を探り、相互信頼の第一歩を築くことを望んでいる。我々は米国を含めた関係各国と共に、対話を通じた朝鮮半島核問題の平和的解決のための努力をしていきたい」との姿勢を示しました。(ヒガシ、む)