ようこそ、中国上海!
中外友人新年イベント

Home >> 新着 >> 経済

外務省、米メディアのアフガンアヘン増産報道に言及

2017年 4月 25日19:05 提供:中国国際放送局

アフガニスタンでケシを原料とするアヘン生産量が増加している原因は、中国の新種を使用したためとするアメリカメディアの報道に対し、外務省の耿爽報道官は25日、北京の定例記者会見で「これは事実ではない」と指摘しました。

アメリカメディアCNBCの報道では、「2016年、アフガニスタンでケシを原料とするアヘン生産量が前年に比べ43%増加し、過去最高を記録した。国連薬物犯罪事務所(UNODC)の関係者は、この原因は中国の新種を使用したからだとみている」と伝えました。

この報道について耿報道官は、「これは事実ではない。中国はアフガニスタンに対しケシ関連の商品を輸出したことがなく、いわゆる『品種改良したケシ』を栽培したこともない。また、国連の関連部門とアフガニスタン側もいわゆる『品種改良したケシ』についての言論や特定の国を対象にした言論を発表したことはない。中国政府は麻薬犯罪とケシの違法栽培を一貫して取り締まっており、アフガニスタンの麻薬取り締まり能力の強化にできる限りの協力を提供する。中国は引き続きアフガニスタン及び当地域の国との麻薬取り締まり協力を深め、両国及び当地域の人々の健康で安全な生活環境を守る」と示しました。(RYU、星)