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オーストラリア警察当局、中国人観光客に新型クレジットカード詐欺への警戒を呼びかける

2017年 4月 25日10:35 提供:新華網日本語

新華網シドニー4月25日(記者/張小軍何嘉悦)オーストラリアで最近、クレジットカード詐欺の新しい手段が発覚し、このうち、騰訊のメッセンジャーアプリ「微信(ウィーチャット)」を利用した不正な現金引き出しも含まれる。オーストラリア警察当局はオーストラリアを訪れる中国人観光客とオーストラリア在住の中国人留学生にリスクを防止するように呼びかけている。

警察当局の説明によると、詐欺グループが盗取したクレジットカード情報を用いてインターネットでオーストラリアの観光地の入場券を予約した後、微信公式アカウントを通じて格安価格でこれらの入場券を販売し、入場券の不正取引によって現金を引き出している。しかし、被害者が観光地で入場券を使用する際に、失効したクレジットカードで購入した入場券と判明して無効になるため、被害者は観光地に入場できず、金銭の損失を被る。

この詐欺行為に対して、一部のオーストラリアのメーカーと金融機関はより有効な対策を講じ始めている。例えば、犯罪者がクレジットカードを盗用して取引を行うときに、より迅速に観光地に通知できるなどだ。

アナリストは、急成長するモバイル決済システムは犯罪者にますます多く利用され、そのために新しい詐欺の手口が絶えず生まれている。これに対し、関係部門と企業は防止措置の研究に真剣に取り組むことを検討し、消費者の利益を保護しなければならない。

(新華社より)