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2017年 4月 24日15:39 提供:中国国際放送局
アメリカのロス商務長官は23日、トランプ大統領は米欧自由貿易協定(FTA)の再交渉に開放的な態度を持っていると示しました。
ロス商務長官は当日の英フィナンシャル・タイムズ紙で掲載した文章の中で、「トランプ政権はグローバル経済の中の保護主義勢力の代表と見られているが、米政府は大型の貿易パートナーと貿易協定を達成する意向がある」としました。
また、ロス商務長官は「トランプ大統領が就任して以来、アメリカは環太平洋連携協定(TPP)からの正式離脱を発表したが、米政府は環大西洋貿易投資連携協定(TTIP)には同じ態度を採択しない」と明らかにしました。
TTIP交渉は2013年に正式にスタートし、米欧は2016年の年末前に交渉を完成することを求めましたが、主要メンバー国の選挙や民意の支持が不十分などの影響を受けたため、交渉の進捗情況はあまり進んでいないと見られています。(雲莎、星)