中国政府の解暁岩シリア問題特使がエジプトのカイロで記者会見し、「政治的解決こそがシリア問題の唯一の活路である」と述べました。

解暁岩特使はその際、「複雑なシリア情勢の中でもポジティブな要素が存在している。例えば、ロシア、トルコ、イランという3者が後押しするシリア停戦協定は全体的に実行され、大規模の武力衝突が大きく減少している。また、関係側のテロ取り締まりに対する意識が高まっており、テロ取り締まりはシリア和平交渉の第5ラウンドにおける重要な議題とされている」と述べました。

解暁岩特使はまた「国連のテロリストとして定められたテロ組織はいずれも取り締まる必要がある。これについては、ダブルスタンダード、複数の基準を持って対応するべきではなく、選択肢を持ってはならない」と強調しました。

（HJ星）