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韓国民衆が「THAAD」配備先への施工車を再び阻止

2017年 4月 21日14:35 提供:新華網日本語

新華網ソウル4月21日(記者/耿学鵬、姚琪琳)韓国の「高高度防衛ミサイル(THAAD)」に反対する民間団体は20日、迎撃システム「THAAD」の配備先付近の民衆と平和を求める関係者が同日、配備先への施工車の進入を阻止するため、警察側と衝突し、2人が負傷したと表明した。

配備先付近の住民と平和を求める関係者で構成された民間団体は同日、午前6時30分ごろ、在韓米軍から派遣されたと見られるローダー2台が「THAAD」配備先の星州ゴルフ場に進入しようとした。数十人の現地住民と平和を求める関係者が配備先の入口と付近の道路を塞ぎ、ローダーの進入を妨害しようと企み、双方は30分以上対峙した。

警察側から派遣された数百人の警官が現場で秩序を維持し、ローダーは最終的に「THAAD」の配備先に進入した。警官と抗議の民衆による身体的衝突で、2人の現地住民が負傷し、このうち1人は付近の病院に運ばれた。同日、正午ごろ、警察側はその他の施工設備を護送して配備先への進入を再び試行したが、地元の民衆に阻害されて中止した。

市民団体は「THAAD」の配備は根本的に無効かつ非法であり、違憲行為だとする声明を発表した。

(新華社より)