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2017年 3月 23日10:27 提供:中国国際放送局
中国ネットサービス大手テンセント・ホールディングス(騰訊)は22日、2016年12月31日までの2016年決算を発表しました。オンライン広告収入とモバイルゲームが最も大きな牽引力となり総売上と純利益はいずれも大幅な成長を遂げました。
テンセントが発表した2016年決算によりますと、総売上は前年比48%増の1519億3800万元、純利益は前年比40%増の454億2000万元に達しました。
そのうち、付加価値サービス部門のモバイルゲームの売上は前年比16%増の184億6900万元となり、プレーヤー同士が戦うゲームやロールプレイングゲーム(RPG)が最も人気です。中でも、プレーヤー同士が戦う「王者栄耀」のアクティブユーザー数はすでに5000万人を超えたということです。
また、オンライン広告サービスも依然として大幅に成長しています。中でもAIDAモデルを導入して評価可能な宣伝結果で費用を徴収する広告は、前年比77%増の51億6800万元となりました。これは、主に、メッセンジャーアプリの「WeChat(微信)」のモーメンツや、モバイルニュースアプリおよびWeChatの公式アカウントの広告収入の増加によるものです。(ZHL、Keiko)