小中大
2017年 3月 22日14:51 提供:中国国際放送局
アメリカの国土安全保障省が21日、中央アジアとアフリカの8ヵ国、合わせて10の空港からアメリカに向かう直行便において、デジタルデバイスの機内持ち込みに制限をかける声明を発表しました。
この声明は、民間航空機がここ数年のテロ攻撃の対象となっていることや、各種デジタルデバイスに爆弾を仕込むといった新たなテロの手法が画策されていることなどを受けて打ち出されたものだということです。
制限の対象となるのは、ヨルダン、トルコ、サウジアラビア、クウェート、エジプト、カタール、アラブ首長国連邦およびモロッコにある10の空港からアメリカに向かう直行便の機内持ち込み手荷物です。携帯電話より大きなサイズのノートパソコン、タブレット、電子書籍ビューワー、カメラ、DVDプレイヤー、ゲーム機、ポータブルプリンターやスキャナーなどのデジタルデバイスの持ち込みが、声明が公表された21日から制限されます。なお、これらのデバイスは預け入れ荷物とすることは可能だということです。(怡康、謙)