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データを「しっかりと管理」し「着実に利用」する、中国がビッグデータの標準化システムの構築を推進へ

2017年 3月 21日14:11 提供:新華網日本語

新華網北京3月21日(記者/張辛欣)情報化の推進に伴い、ビッグデータはすでに社会生活と工業生産に不可欠な基礎的資源となっている。ビッグデータを効果的に管理・利用し、ビッグデータ応用の効率を向上させることは焦眉の急だと言える。記者が20日に工業・情報化部から得た情報によると、工業・情報化部はビッグデータの標準化トップダウン設計を強化し、標準化システムを徐々に改善させ、データを「しっかりと管理」し「着実に利用」していくという。

地図ソフトで渋滯区間を測って計算し、買い物ソフトで商品情報をプッシュ配信するところから、工場プラントのカスタマイズや企業の計画策定のための正確な分析まで、ビッグデータはすでに各分野にまで浸透しており、生活に便宜を与え、そして経済成長モデルの転換と発展のために原動力を与えている。しかし、ビッグデータの産業資源の開放・共有の程度は低く、データ的価値が効果的に掘り起こされ、利用されることは難しい。データの開放と共有を推進し、応用の効率を向上させるためのカギは、健全な標準化と規範化の確立にある。

ビッグデータ応用分野のリーディングカンパニー、百分点信息科技有限公司の技術部副総裁、劉国棟氏は、8年間の実践を経て、百分点はデータ応用の標準と方法について模索してきたので、今後も関連の標準化制定に参与し、推進してくと述べている。

工業・情報化部の情報化・ソフトウェアサービス業司の李冠宇副司長は、次のように述べている。「工業・情報化部はビッグデータの標準化システムの構築を加速し、重点的な標準化の開発と普及を加速し、標準準拠評価システムを確立して、標準化の市場の開拓、サービス能力の向上、及び業界管理に対する支えの役割を強める。また、ビッグデータの国際標準化作業に積極的に参与する。」

工業・情報化部は、2020年までに、技術の先進で、応用の繁栄で、保障の強力なビッグデータの産業体系が基本的に形成される見通しで、ビッグデータの関連商品及びサービス業務の収入が1兆元を突破すると予測している。

(新華社より)