王毅外相は20日、中国発展ハイレベルフォーラム年次総会に出席し「ともにパートナー関係を築き、平和発展を求める」と題する演説を行いました。王外相はその際「中国は世界における負うべき責任を尽くしているが、世界をリードする考えはない。グローバル化の時代に一匹狼のような存在は必要ではなく、互いに協力し合うパートナーこそが必要である。中国は対立することなく対話し、同盟を結ばずにパートナー関係を築くという理念を持っている。そして、各国と平等・開放・協力のパートナー関係構築を通して、協力ウィンウィンを中心とする新しい国際関係を作り、人類運命共同体という長期目標に向かって努めていく方針だ」と述べました。

また、王外相は「中国が提唱するパートナー関係は和平協力を求め、平等を堅持し、開放と包括性を主張して、ウィンウィンと共有を強調する特徴を持っている。昨年末まで、中国は97の国や国際組織とパートナー関係を結び、大国や周辺の発展途上国とのパートナー関係をすべて実現させた」としました。（殷、星）