ロシア国連大使のビタリー・チュルキン氏が20日、ニューヨークで執務中に急死したことに対し、外務省の耿爽報道官は驚きと悲痛の念を示すとともに、深く哀悼の意を表しました。

耿報道官は、「チュルキン大使は尊敬すべき優れた外交官であった。彼の他界はロシア、ひいては国連事業にとっての損失だ」と示しました。

また、「中国とロシアが多国間の領域で展開する協力をどう評価するか」という記者の質問に対し、耿報道官は、「両国は全面的な戦略協力パートナーである。国際的・地域的な関心事において密接に交流し、国連といった国際組織や多国間機構の中で支え合い、成果ある協力を行ってきた。今後もロシアと共に、国際平和と安全の維持、世界の発展と協力の促進において建設的な役割を果たしていくつもりだ」と語りました。（怡康、謙）