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身元不明朝鮮人の死因はまだ不明=マレーシア警察当局

2017年 2月 20日12:45 提供:中国国際放送局

マレーシア警察当局が19日に発表したところによりますと、13日にクアラルンプールで急死した朝鮮人の死因は依然として不明であり、その身元も遺族側のDNA提供を俟たなければ確認できないとしています。

マレーシア警察当局は19日、朝鮮人急死事件後の初の記者会見を開き、ヌール・ラシド・イブラヒム警察副本部長が関連情報を報告しました。報告によりますと、これまでマレーシア警察側はベトナム国籍の女性1人、マレーシア国籍の男性1人、インドネシア国籍の女性1人と朝鮮国籍の男性1人の容疑者を逮捕しています。警察当局は、そのほかにも4人の朝鮮国籍男性が事件とかかわっていると判断していますが、4人は事件当日マレーシアを出国したものと見られており、その行方や調査の詳細について明らかにされませんでした。

死者の身分について、ラシド・イブラヒム警察副本部長は「死者が所持していたパスポートに記載されていた情報では、死者は氏名を『金哲(KIM CHOL)』とする朝鮮国籍の男性だが、その他の情報については、科学的なエビデンスに基づいたものでなければならず、身元判定には遺族がDNAサンプルを提供することが必要だ」と述べ、遺体の引き渡しについても、「遺族優先」の方針を示した後で、「未だ家族による要求は届いていない」と述べたほか、警察当局は既に遺体の司法解剖を行ったとしつつも、現在病理学と毒理学の検査結果を待っているところであり、依然死因は確定できていないとしました。(Lin、む)