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春がめぐってきて、日々が暖かくなり 新たな景気で満ち溢れるーー1月のデータから2017年の中国経済の新たなスタートをみる

2017年 2月 20日10:30 提供:新華網日本語

新華網北京2月20日(記者/陳煒偉、林暉、劉紅霞)新年が新たなスタートを切った。2月に入り、春の日差しが日増しに暖かくなり、中国経済の2017年1月の主な指標が次々に発表された。PMI(購買担当者景気指数)は6か月連続で臨界値を上回り、貿易データが安定した状態に戻り、消費者物価指数(CPI)Iと生産者物価指数(PPI)が前年同期と比べ、上昇幅が二者ともに拡大し、新しい経済が盛んに発展しつつある……

2017年1月の重要なデータによると、中国経済は安定の中で穏やな状態に向かうだけでなく、さらに安定の中で良い方向へ向かい、新春に新意を示すものであることを明らかにしている。旧暦の大年初五(旧正月の5日目)、2017年1月の重要な景気先行指標がまず発表された。1月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.3%となり、6月連続で50%の臨界値を上回り、安定的で拡大しつつある勢いを維持している。国務院発展研究センターの研究員、張立群氏は、これは産業企業の今後の市場に対する見通しが比較的安定し、春節(旧正月)後の生産・経営に対する準備が比較的に十分で、2017年の経済運行が安定したスタートを切るよう望まれることを示していると分析している。

春節後に次々と発表されている重要的なデータは、この判断を裏付けている。

19 . 6%――1月の輸出入は市場の予想を上回る成長率で「幸先よいスタートを切った」。中国貿易促進会研究院国際投資研究部の劉英奎主任は、「1月の対外貿易の成績は人を奮起させるものだ。昨年の第4四半期から、中国の輸出入にはそろってプラス成長という喜ばしい局面が現れ、1月の対外貿易は好転の勢いが依然として続いている。1月の対外貿易は安定して回復し良い方向へ向かう勢いが依然として続いている。」と評価した。

2 . 5%――1月の全国の消費者物価指数(CPI)の前年同月比の上昇幅が0 . 4ポイント拡大した。総合的に見ると、CPIが昨年以来緩やかに上昇する態勢を維持し、2%の上昇幅の範囲を維持し、ニーズが安定した回復を維持していることも示している。

6 . 9%――工業生産者出荷価格指数(PPI)の前年同月比の上昇幅は先月より1.4ポイント拡大した。昨年9月にマイナスからプラスに転じて以来、PPIの前年同月比の上昇幅は月毎に拡大しつつある。交通銀行金融研究センターの上級研究員、劉学智氏は、「工業製品の価格の上昇は経済運行が回復へ向かっていることを反映し、殘存効果にいくらかの上昇が見られるため、2月のPPIの前年同月比の上昇幅はいくらか拡大する可能性があると見込まれる。」と述べている。

2兆300億元――1月の全国の人民元の貸付は2兆300億元増加した。その総量は市場予想と前年の同期を下回ったが、実体経済の貸付を中心とする非金融企業や機関・団体の貸付が1兆5600億元増加した。去年下半期以来現れてきた新規貸付は住宅ローンを主として、企業融資が低迷している状況を完全に改めた。民生証券研究院の固定収益グループの担当者、李奇霖氏は、当面の経済が安定し、在庫補充のリサイクルが継続する背景の下、企業融資のニーズは旺盛だろうとの見方を示している。

国家発展改革委員会の趙辰昕報道官は15日に、「今年以来、中国の経済は安定の中で成長し、安定の中で良い方向へ向かうという発展の態勢を維持し、重点分野での改革や重大な政策による効果が絶えず現れ、新しい一年において『目標のために弛まぬ努力していく』でしょう。」と語っていた。

(新華社より)