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米大統領選、史上最も醜いテレビ討論会が上演

2016年 10月 12日9:20 提供:新華網日本語

メディアはこれを「米大統領選の史上最も醜い討論会」と称している。90分に及ぶ討論会で、トランプ氏とヒラリー氏は相手が嘘つきで信頼に値せず、大統領にふさわしくないと批判合戦を展開した。両候補は政権運営理念の差についてではなく、相手の人格を否定することに時間を割いた。

  「史上最も醜い討論会」、米国で上演

討論会の開始前、トランプ氏の女性蔑視発言問題が発覚し、今回の討論の焦点になった。どのように回答するかが注目されていたが、トランプ氏は一部の米メディアが予想していたように正式に謝罪をするのではなく、「ロッカールームでの話」に過ぎないと強調した。また「ビル クリントンは女性にもっとひどいことをしている」と反撃し、クリントン氏から性的暴行を受けた被害者を夜の討論会に招いた。

トランプ氏はその後、私用メール問題でヒラリー氏に攻撃し、嘘を繰り返し国民を憤らせていると批判した。

ヒラリー氏はトランプ氏に女性蔑視問題があり、さらに移民、少数民族、イスラム教徒、四肢障害者などを蔑視していると直接批判した。

税務 外交 経済などの問題について、両候補は具体的な実施案を打ち出さず、火力全開で相手への攻撃に転じた。

両候補は最後まで舌戦を繰り広げた。討論会終了後、両候補はようやく握手した。この「米国史上最も醜い討論会」は初めて、「平和な時間」を迎えた。

  どっちもいや、米国の選挙制度に問題は?

それに先立ち行われた米副大統領候補によるテレビ討論会で、司会者は「なぜ有権者の6割はヒラリー氏を信用しないのか。なぜ有権者の67%はトランプ氏が危険だと考えているのか」と疑問を投げかけた。その答えは明らかだ。「世界最大の民主国」を称する米国で、国民が自ら大統領を選ぶことができないからだ。

2016年の米大統領選で、最も不人気な2人の候補が現れた。米国人は自国の大統領選が真の民主であるかを反省すべきだろう。

選挙の意義は本来、国家発展に関わる厳しい現実的問題の解決に推進力を注ぐことにある。政治家の使命は、選挙活動の名人になることではなく、国をよりよく治めることにある。冗長な過程を踏まえる複雑な選挙戦は、各種制度や民族的な問題や、社会の食い違いを明るみに出す時であるべきだ。

ところが両候補は選挙で問題を直視し解決するのではなく、相手の秘密を暴き、イメージダウンさせようとした。彼らは選挙戦の名人かもしれないが、政治家の使命を担えるとは限らない。米国式の民主の効力を疑わざるをえない。

そればかりではない。今回の大統領選では際限なき批判合戦だけではなく、大量の資金が浪費されている。推計によると、2016年米大統領選の経費は50億ドルにのぼり、史上最も高額な選挙になるという。ところがこの最も高額な選挙は、人身攻撃の応酬になった。米国の有権者にとっては、誰がホワイトハウスに入ろうとも、「こっちの方がまだまし」というやむなき選択になるだろう。

(チャイナネット)