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スぺインで5Gネットワーク開通、ファーウェイが主要サプライヤー

2019年 6月 18日10:10 提供:新華網日本語

15日、スペイン・マドリードにあるファーウェイスペイン本部。(マドリード=新華社記者/郭求達)

多国籍通信キャリアのボーダフォンは15日、スペインで同国初の第5世代移動通信システム(5G)商用ネットワークの運用を開始した。中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が中心的なサプライヤーになっており、まず15都市をカバーしている。

ボーダフォンスペインによると、まずマドリードやバルセロナなど15の主要都市をカバーし、現地人口の約50%にサービスを提供するという。今後時間の推移と共にカバー範囲を絶えず拡大していく予定だ。

5G用のデバイスやサービスは、現在すでにボーダフォンスペインのウェブサイトで購入・契約することができるようになっている。マドリードにあるボーダフォンショップの店員によると、ショップでの5G対応スマートフォンとサービスの提供開始は17日からで、ユーザーはすぐに毎秒1ギガビットのダウンロード速度を体験できるという。また、年末には速度が2ギガビットにまで向上する見込み。

これによりスペインは欧州で最も早く5G商用ネットワークの運用を開始した国の一つになり、ボーダフォンスペインのネットワークも欧州で最も多くの都市をカバーする5G商用ネットワークとなっている。ファーウェイがボーダフォン5Gネットワークの中心的なサプライヤーであり、双方はこれまで十数年にわたり長期的な協力関係を保ってきたという。ボーダフォンスペインの5Gネットワーク開通は、ファーウェイがさらに多くの国で5Gネットワークを開通させる上でのモデルと参考事例を提供することになる。

英国通信キャリア大手のEEは先月末、同国の主要6都市でまず5Gサービスを開通した。同社は一部の5Gネットワークインフラでファーウェイの設備を引き続き採用することを重ねて表明している。(記者/趙宇超、馮俊偉、郭求達、任珂)