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中興通訊の売上1千億元超 配当は過去最高

2018年 3月 18日8:10 提供:新華網日本語

中国の通信機器大手、中興通訊股份有限公司(中興通訊、ZTE)はこのほど、2017年決算報告を公表した。世界電気通信ネットワークへの継続的な投資や海外携帯市場、政府・企業市場の開拓の効果で、当期売上は前年比7・5%増の1088億2千万元(1元=約17円)、上場会社普通株株主に帰属する純利益は前年比293・8%増の45億7千万元となった。配当は10株につき3・3元(税込)で、配当金総額は13億8400万元、純利益の約30・29%を占め、過去最高を記録した。

同社の2017年のオペレーターネットワーク、コンシューマー事業、政府・企業市場の売上はいずれもプラス成長を達成した。内訳は、オペレーターネットワークの売上が637億8千万元、コンシューマー事業が352億1千万元、政府・企業市場が98億3千万元、国内と国際市場の売上が619億6千万元、468億6千万元だった。

同社は2017年、5G(第5世代移動通信システム)エンドツーエンドソリューション(解決策)に重点を置き、規格制定・製品研究開発・商業化検証などに力を入れた。現在、4500人以上の5G研究開発チームを結成、接続・負荷・業務・端末を含む各分野をカバーし、5G技術・商業化・規模の効果でいずれも先頭に立っている。

また、同社がキャッシュフローや受取勘定への管理を強化、2017年の経営活動によるキャッシュフローは前年比37・3%増の72億2千万元となった。このほか、研究開発・イノベーションにも本腰を入れ、2017年の研究開発費は129億6千万元、売上の11・9%を占めた。

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