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【両会】新エネ大手トップ:中国で車を「自動車人間」に進化

2018年 3月 13日14:10 提供:新華網日本語

中国の環境保護・新エネルギー大手、桑徳集団有限公司の文一波・董事長(会長)は、今年の全国人民代表大会(全人代)で発表された政府活動報告が打ち出した「イノベーション加速度」が必ず中国の新エネルギー車(NEV)産業の発展を加速度的に推進していくだろうと述べた。

中国の李克強国務院総理は政府活動報告の中で、イノベーションについて人材資源の発掘と起業支持を強調し、多くの人材の英知と力を結集すれば、中国のイノベーションの「加速度」が必ず出せると述べた。

文一波氏は、この「イノベーション加速度」発言に言及した上、NEVやインターネット、スマート化など画期的な技術の急成長は中国自動車産業の「非対称的な追い抜き」を可能にすると指摘した。

同氏は、NEVの三大中核技術と言われるバッテリーとモーター、電子制御について、世界先端水準と中国の格差は大きなものではないとし、中国で急成長しているリチウム電池やモーター技術は2020年前後、世界先端水準に追いつくか、これをリードすることができるだろうとの見解を示した。

中国は今、世界一の自動車生産販売台数を数年連続で維持しており、世界自動車市場の中心となっている。「電気技術は自動車の『心臓』(エンジン)と『血液』(燃料)を更新し、人工知能(AI)は自動車に頭脳を付ける。こうした『自動車人間』は最も早く中国に登場するはずだ」と文氏は語り、世界自動車産業は将来、現在のスマートフォン産業と類似する大手主導の勢力図となるだろうと予測する一方、アップルやグーグルなどの海外大手がスマートフォン産業で圧倒的に強いというような局面は将来の自動車産業に生じることはないとの認識を示した。

中国自動車産業は歴史的な発展のチャンスを迎えていると同氏は指摘し、さらに制度の壁を打ち破り、活力を引当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。

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