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中国の「共有経済」モデルが海外に進出

2017年 5月 28日10:06 提供:新華網日本語

新華網北京5月27日(記者/斉中熙)5月24日、シェア自転車のofo小黄車(ofoの黄色い自転車)」がシンガポール市場に参入後、100日が経過した。同日に開催された記念式典で、ofo小黄車は海外に適用する新世代スマートロック「天衛3号」を正式に発表した。

「共有経済」の活発化によって、資源の利用効率が向上し、暮らしの中の難題が解決され、人々の選択肢が増えた。同時に、中国の共有経済モデルは海外に進出し、経済成長の「新エネルギー」になっている。

寧吉喆・国家発展改革委員会副主任兼国家統計局局長は次のように述べた。発展のエネルギーを見ると、中国は第1四半期にここ数年、新エネルギーが急成長してきた勢いを維持し、ハイテク産業、設備製造業、戦略的新興産業の成長率はいずれも2ケタに達し、一定規模以上の工業の成長率を著しく上回っている。ロボット、新エネルギー自動車などの伝統的産業の新エネルギーが急速に成長している。インターネット経済、共有経済などの新業種も飛躍的に成長している。

関係データによると、5月までに、ofo小黄車は世界の4カ国の100都市で約600万台のシェア自転車を提供し、利用者は累計延べ10億人を超えた。

共有経済は中国でどれほど普及しているのだろうか。推算によると、毎朝の通勤ラッシュ時に北京国貿地区で10秒に1台の割合でシェア自転車が利用されている。共有経済はイノベーションと消費のアップグレードを推進し、市場を活性化し、製造業の安定した成長のために幅広い市場を提供している。

業界関係者は、自転車は交通手段として手軽に利用できるが、世界規模では多くの自転車サービスがオンライン化されておらず、中国のシェア自転車モデルは大きな発展空間があると見ている。

(新華社より)