新華網ドイツ・ハノーバー5月2日(記者/張毅栄)ここで開催中の世界最大の専門展示会２０１７年ドイツ・ハノーバーメッセに、多数の中国企業が先端の製造設備、プラン及びプラットフォームを携えて登場し、中国企業の世界の産業革命との深い関連性を示した。

中国航天科工グループが出展した製品は、無線LANによる遠隔操縦メカナム・ホイール・カー、大型フラット型トラック、高層ビル消火システム、スマートパイプシステム及び付加価値税偽造防止管理システムなどの設備製造の集大成となるものである統合製品と同時に、全国初の航空技術で支えられた産業インターネット・システム、航天雲網（ＣａｓｉｃＣｌｏｕｄ）の国際バージョンを重点的に紹介した。航天雲網はスマート製造を中心に、ビックデータサービスを主軸として、中国国内に約７０万社の企業ユーザーを抱えている。

海爾グループは展示会で連携工場モデル生産ラインの構築によって、独自の知的財産権を保有する大規模なカスタマイズ・生産ソリューションとなるＣＯＳＭＯＰｌａｔプラットフォームを展示した。モデル生産ラインは、海爾の実際に冷蔵庫を生産する連携工場の比率に合わせて縮小コピーされている。ユーザーはタブレットパソコン端末で、個人の好みで各種部品を選定し、氏名を入力した後、数分間待つだけで、個人ネーム入りの特製カスタマイズ冷蔵庫モデルを取得できる。

世界先端の情報通信技術プロバイダーとして、華為は世界の多数の提携パートナーとともに、産業デジタル化のモデル転換をめぐり、モノのインターネット、業界クラウド、クラウドネットワーク、企業向け無線LANなどの技術を導入した多数の製品とソリューションを集中的に展示した。華為の製品はエネルギー、物流、交通などの多数の分野をカバーしている。

今年のハノーバーメッセは２３日に開幕し、２８日まで開催される。出展企業は世界の７０の国と地域の６,５００社に上り、このうち、中国の出展企業数は外国の出展企業として最多の１,２００社余りとなっている。

（新華社より）