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2017年 1月 10日16:00 提供:東方ネット 編集者:曹俊
アサヒグループホールディングスは中国山東省での農業と牛乳事業から撤退し、二つの関連会社の株式を全て中国食品の大手社·新希望集団に売却することが9日、分かった。
アサヒは2006年に山東省に「山東朝日緑源農業高新技術有限公司」を設立し、日本の農業技術と経験を利用して、有機野菜の栽培を始めた。2008年、「山東朝日緑源乳業有限公司」を設立し、オーストラリアから上質な乳牛を導入し、高品質な牛乳を生産している。伝統農業の栽培と養殖方式は産業を規模化することが難しいため、この2社はずっと、赤字になっている。
アサヒビールの関係者によると、山東で生産する高品質の牛乳は北京と上海など日本人が集中する都市を主にして販売する計画だが、中国の牛乳の物流は日本のように順調で品質が確保できるルートを実現できないため、これらの高品質な牛乳の販路が思うように広がらず、中国の農業と牛乳事業を売却することになっている。これから、ビール事業に集中するという。
(編集:曹 俊)