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今日は「大寒」、もち米のご飯は食べた?

2020年 1月 20日17:21 提供:東方網 編集者:王笑陽

 今日20日は二十四節気の最後の節気で、最も寒さが厳しいとされる「大寒」である。中国ではこの日にもち米のご飯を食べるしきたりがある。古代の中国人は、もち米は米よりも糖分が高くて食べると身体が熱くなるので、一年で最も寒い季節には最適な食べ物だと考えたからだ。

 もち米ご飯には、ふつう、さまざまな食材が入れられる。砂糖、こし餡、レーズン、ナツメなどを入れる甘口の「八宝飯」が一番人気で、大寒の日にだけでなく、年越しの際にも食べられる。南の広東省では、臘肉(干し肉)、エビ、イカ、キノコなどを入れるもち米ご飯が特徴的だ。

 上海の老舗「新雅粤菜館」は、今年、八宝飯の新商品を開発した。それは真っ黒な八宝飯で、「烏飯樹(シャシャンボ)」の葉の汁に浸けた真っ黒なもち米を使う。また、伝統的なこし餡の代わりに、ヤマイモとクコの餡を入れている。店によると、この新商品は1日に千点以上売れているという。