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小さな種に彫り込まれる匠の心 湖南省長沙市

2019年 9月 21日16:12 提供:新華網日本語

18日、工房で彫刻前の下絵を描く馬羅成さん。(長沙=新華社記者/陳沢国)

中国湖北省長沙市天心区の無形文化遺産「羅成核彫」(核彫=果物の種に彫刻を施す芸術)の代表的伝承者、馬羅成(ば・らせい)さん(36)は、21歳でこの世界に入り、国家級無形文化遺産・光福核彫伝承者の周建明(しゅう・けんめい)氏に師事した。10年余りの学びと模倣、革新を通じ、徐々に自分のスタイルを確立しており、制作した作品が評判を呼んでいる。

2012年に羅成核芸工房を立ち上げた馬さんは、弟子を育てながら「羅成核彫」の文化クリエーティブ製品の開発にも取り組んできた。「産業で遺産を育み」、この無形文化遺産を伝承していきたいと考えている。