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農民出身画家による木版画と伝統絵画の融合=遼寧省

2019年 5月 29日13:33 提供:中国国際放送局

最新作を紹介する陳東明氏(撮影:5月27日 新華社・姚剣鋒)

陳東明氏(52)は、遼寧省本渓市周辺の農家で生まれ育ちました。幼少時から祖父に木版画の技法を教わり、現在では中国伝統絵画と木版画の技法をいずれも習得し、それぞれの特徴を取り入れた作品づくりを行っています。

陳氏は遼寧省無形文化遺産の継承者で、現地の版画界では広く名を知られています。その得意分野は、黒と白の二色、点と線の変化という、水墨画風に自然風景を表現することです。陳氏の手による優れて巧みな作品の数々が、多くの美術館に収蔵されています。

近年、陳氏をはじめとする地元画家の作品が海外の複数の地域に出展され、そのうち10作品以上が国際的な賞を受賞しています。(殷、謙)

作品づくりをする陳東明氏(撮影:新華社・姚剣鋒)