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まるでアートのような中国日報国際版の一面を飾るイラストが話題に

2019年 4月 22日11:03 提供:中国国際放送局

「新聞」というと、白黒で、一面に小さな文字がぎっしりと印刷されており、「美しい」という形容詞とは無縁というのが多くの人のイメージだ。しかし、「中国日報」国際版の一面を飾るイラストが最近、「アート」のようだと、多くの人を驚かせている。

例えば、「ゾウを密猟者から守ろう」という報道では、花やハートに囲まれたかわいらしいゾウが描かれたロマンチックなイラストとなっており、記事の内容を読まなくても、「ゾウも花のように愛護が必要」というメッセージをすぐに理解することができる。

中国のインターネットが世界中をカバーしていることを伝える報道では、感情を持たない冷たいデジタル情報をノスタルジックな雰囲気漂う江南地方の水郷とコラボさせたイラストが描かれている。

「グローバルコネクト」について伝える報道では、中国の刺繍のようなタッチで描かれた高級感漂う青い地球儀に、ツルや祥雲、そして高速鉄道が勢いよく走り出す姿も描かれ、「グローバル化」の意味をビジュアルで感じることができる。

このような中国の特色にあふれた新聞を、「中国日報」欧洲版の編集長も、「このような極めて優れたセンスある紙面は欧州の他の同類の新聞・雑誌には見られない」と絶賛している。

この人々を驚かせて止まない優れたセンスのイラストは、当然1人の力ではなし得ない。これらはいずれも「中国日報」の美術部が描きあげた作品だ。

編集主任の李旻さんは、2009年に清華大学美術学院を卒業し、その作品「微信控」は、中国新聞賞漫画三等賞を受賞した。メインクリエイターの一人である羅傑さんの作品「中東鬧鍾」は中国新聞漫画一等賞を受賞し、もう一人のクリエイター宋晨さんも清華大学美術学院を卒業し、2012年に清華大学の公式サイトのデザイングループに参加して以降、そのデザイン画400作以上がそのサイトに採用された実力の持ち主。

「中国日報」美術部のメンバーは力を合わせて取り組みを続け、現在のこのような新境地を開くイラストが続々と掲載されている。こうしたセンスの高い紙面を武器に、「中国日報」欧洲版はマスコミ業界のアカデミー賞とも呼ばれる「英国マスコミ年度賞」にエントリーし、「ベスト国際新聞賞」を受賞した。 (編集KN)

「人民網日本語版」より